CINEMA PICKS

現在ブログpv数30,000PV更新中/CINEMAPICKSでは主に映画レビュードラマ予想と感想を記事にします。大手ニュースアプリ「SmartNews」さんにも掲載されました!映画レビューのことはCINEMAPICKS!/Twitter@CinemaPicks

二夜連続ドラマ「そして、誰もいなくなった」 予想とネタバレ 原作アガサ・クリスティ 原作準拠なのか!?

f:id:nastokyo2017:20170317152231j:plain

 

3/25(土)・3/26(日)に二夜連続で放送が決定されている

原作アガサ・クリスティ

「そして、誰もいなくなった」が楽しみすぎて

ちょっと予想や原作の復習がてらに

色々書き留めておこうと思います。

 

 

原作のおさらい

イギリスの孤島である「兵隊島」に、

互いに面識もない職業や年齢が様々な10人の男女が招かれる。

だが、招待状の差出人で島主のU・N・オーエンの姿は無かった。

その招待状は偽物だと判明し更に迎えの船が

来られなくなってしまう。事実上孤島に閉じ込められてしまい、

不安が募る10人の男女。やがて晩餐会の席上で、

彼らの罪を告発するような謎の声が館中に鳴り響く。

その内容とは10人全員が殺人を犯したというもの。

しかしどの告発をとっても、殺人とも事故ともとれる

判断が付きにくいものであった。

その後、晩餐会に出されていた、毒入りのワインを飲んで

招待客の一人が絶命する。

さらに翌朝、一人が睡眠薬

過剰摂取により絶命。そこで残されたものは

彼らの死に方が、童謡「10人の兵隊」を連想させ、

10個の兵隊の人形が8個になっているという事に気づく。

更に撲殺された一人の死体が発見され、

人形も7体になっている事から、

7人の中に犯人がいて自分達をこの孤島に招き入れ全員を

殺そうとしているという事を確信する。

犯人が分からないまま次々と、童謡の通りに死んでいき

最後の犯人もわからないまま全員が死んでしまい

誰もいなくなったのである。

後日救難信号を発見した島の近くの人間が、「兵隊島」での

惨事に気づき、事件が明るみに出る。ロンドン警察は10人が

残した手記や状況から、事件の大まかな流れを把握するも

10人の誰が犯人なのかは割り出せなかった。

 

 

 

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 

 

 

真相はあえて書いていませんが以上が大まかな流れです。

ドラマではどのようなお話が展開されるのでしょうか。

 

登場人物を原作とドラマ、予想で照らし合わせてみます。

 

 

 

【登場人物】

◆招かれた10人

一人目

原作:クレイソーン

家庭教師、泳げるはずのない距離を

教え子にプールで泳がせ溺死

 

ドラマ:白峰 涼(仲間由紀恵)

原作:家庭教師、泳げるはずのない距離を

教え子にプールで泳がせ溺死

 

 

 

二人目

原作:フィリップ・ロンバード

退役軍人、過去に先住民の食料を奪い、餓死させる

ドラマ:ケン石動(柳葉敏郎)

元傭兵で13年前、とある戦地で兵士を殺した

 

 

 

 

三人目

原作:ウィリアム・ヘンリー・ブロア

元警部、証拠のでっち上げにより、銀行強盗の罪を

無実の人に被せ死に至らしめる

ドラマ:久間部堅吉(國村隼)

元刑事で探偵業。11年前強盗殺人犯を殺した

 

 

 

四人目

原作:エミリー・キャロライン・ブレント

老いた婦人。使用人として雇っていた娘に対し

厳しく扱い、結果的に娘は自殺してしまう。

ドラマ:星空綾子(大地真央)

元銀幕の大スター。8年前にお手伝いの女性を殺した。

 

 

 

五人目

原作:エセル・ロジャーズ

島主オーエンに雇われた使用人。トマスの妻でもある。

発作を起こした老婆を助けようとせず見殺しにした

 

ドラマ:翠川つね美(藤真利子)

ホテルの執事、翠川信夫の妻

夫と共謀し当時の雇い主を殺した。

 

 

 

 

六人目

原作:トマス・ロジャース

島主オーエンに雇われた使用人。妻はエセル。

妻と同じく老婆を見殺しにした。

 

ドラマ:翠川信夫(橋爪功)

ホテルの執事、翠川つね美の夫

妻と共謀し当時の雇い主を殺した。

 

 

 

 

七人目

原作:ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ

巧妙な元判事

無罪の被告を陪審員を誘導し死刑に追いやった

 

ドラマ:磐村兵庫(渡瀬恒彦)

元東京地方裁判長。どんな裁判でも公正な判決を下す。

7年前担当裁判の被告人を殺した

 

 

 

八人目 

原作:ジョン・ゴードン・マッカーサー

退役した将軍。

妻の愛人を死に追いやった。

 

ドラマ:門殿宣明(津川雅彦)

国会議員。政界の大物

15年前に妻の愛人を殺した

 

 

 

 

九人目

原作:エドワード・ジョージ・アームストロング

医師。

泥酔のまま手術を施し、患者をしなせてしまう。

 

ドラマ:神波江利香(余貴美子)

医師。外科部長。

16年前、患者を殺した。

 

 

 
十人目(原作)

アンソニー・ジェームズ・マーストン

遊び好きで生意気な青年。

自動車事故で子供二人を殺してしまう。

  

ドラマ:五明卓(向井理)

5年前までアマチュアボクサー

5年間にサラリーマンを殺してしまう。

 

 

 

ざっと屋敷に招かれた10人を原作とドラマで

照らし合わせてみました。

十人目の向井理さん演じる五明卓だけ原作とは

大きく違う部分ですね。原作のマーストンの立ち位置に

向井理さんがあてられるとは考えにくいですし

これはオリジナル要素が展開されるのでしょうか。楽しみですね!

 

まとめ

ざっと見た感じですが10人が犯した罪も原作と同じですし

どちらかというと「原作準拠」なのではないかと思います。

オリジナル部分は極めて薄い、薄くあってくれという願いです。

私は来週が楽しみでなりません!

 

 

関連記事はこち

 

nastokyo2017.hatenablog.com

nastokyo2017.hatenablog.com