映画「チャイルド・プレイ」ネタバレ感想 クールでクレイジーだぜ!!!!
映画「チャイルド・プレイ」ネタバレ感想 クールでクレイジーだぜ!!!!
1989年5月20日公開
監督:トム・ホランド
監督その他作品(「フライトナイト」「スティーヴン・キング/痩せゆく男」)
ホラー★★★
グロ ★★
ギャグ★★★
人形×ホラーの代名詞!人気シリーズの原点!
子供の頃に見た方は確実に心に深いトラウマを植え付けられたんではないでしょうか?
かくいう私もその犠牲者の一人です。。。
という事で、改めてリベンジ!
大人の目線で見るとなんとギャグホラー映画に様変わりします!
鼻で笑うポイントの多いこと多いこと、自分も大きくなったんだなあと実感します。
そんな哀愁漂う気持ちにさせてくれるチャイルドプレイ!早速レビューしていきます!
↓以下ネタバレ含みます↓
- あらすじ
ある夜、殺人鬼チャールズ・リー・レイは警察官に追われていた。
命からがらおもちゃ屋に逃げ込み、ブードゥー教、禁断の秘術により
売り物のグッドガイ人形に自分の魂を移した。
しかし、このままだと自分が永遠に人形のままであること、
人形に魂を移してから初めて正体を明かした者に魂を移し返せることを知ったチャッキー。そこでチャッキーを購入した少年アンディの体を
奪おうと画策する。アンディはチャッキーが生きている事に気づき
周囲に危険を知らせるが、誰も耳を貸そうともせず、そのまま精神病院行きに。
しかしアンディのママであるカレンが電池無しで動くチャッキーを見て、
カレンはアンディの話は本当だったと気づく。
事の真相に気づいたカレンは警察官のマイクとチャッキーに狙われているアンディを助けに行くのであった。
- 感想
人形が動くというのが怖い。とにかく怖い。
何が怖いって自分の家にも人形(女の子ののふぃぎあ)があり、
自己投影が出来てしまうから。女の子のふぃぎあなら是非動いてくれ!頼む!
やっぱり日常に潜むホラー、自分の身近でもあり得る様なホラーは
例えそれが現実的では無くても怖いですよね。
そしてこの映画は雰囲気作りの演出がとにかく上手い。
部屋の中をうごめくチャッキーのピントをぼかしたり、一部分を陰で落としたりと
「ふう…気のせいか」レベルで留めて恐怖を演出している。
邦画のホラーでも良くある演出なのだが、人形という物体で小さいサイズ感なだけに
ひと際不気味さが引き出ている。なんか呪怨の俊夫くんみたいだね
グッドガイ人形の時とチャッキーの時の落差が凄い。
グッドガイ人形の時と可愛い中性的な少年の容姿なだけに
チャッキーになった時の怖さ、不気味さを引き立てています。
特に注目したいのはチャッキーの表情!
あんなにおぞましくて悪い顔、強烈です。もはや顔芸。
チャッキーの時は顔に影を作ってよりダークな感じを演出させています。
以下グッドガイ人形の時、チャッキーの時、セリフを抜粋した物です。
<グッドガイ人形の時>
「ぼくチャッキー!君の友達だ!ハイディホー!」
<チャッキー時>
この薄汚ねぇ売女が!俺とF〇CKするか!?
ご覧の通りチャッキーは全くお上品ではない言葉で喋ります。
不良少年でもこんな口の利き方はしませんよ。
さすが殺人鬼です。この喋り方、あまりにも悪役っぽさが
出過ぎていて逆に雑魚キャラに見えてしまうのがちょっと残念
(某愛染様もこう仰られています)
またチャッキーは子供より小さい人形ですので
大人相手だと意外と力負けしてしまったりします。
他の作品のジェイソンやフレディの様な無敵感はありません。
(まあシリーズを重ねるごとに強くなるんですが…)
その不完全さもチャッキーの魅力ですよね。
しかし、残忍性だけは、さすが元殺人鬼、非常に高いです。
しかも攻撃手段も多彩です。
刃物を使うのは当然として
噛みついてみたり、呪い殺してみたり、あの手この手で殺人をしていきます。
身体が小さいというハンデを諸ともしない暴れっぷりです。
最期は火だるまにされ黒焦げになっても尚、暴れ狂いますが
最期は拳銃で心臓を撃ち抜かれて倒れます。
男チャッキー、ここに極まれり。
総評
人気シリーズの原点にして最高傑作です。
CGもない時代に高いクオリティの人形の動き、表情に脱帽です。
製作者のアナログな知恵が結集して出来た賜物なのでしょう。
ホラー感、スプラッター感も丁度よく、ホラーが苦手な方でも大丈夫かと思います。
シリーズ物のお約束ですが、続編が出るたびに面白さは下降気味になります。
ですのでまずはチャイルドプレイ無印を見てチャッキーのファンになって下さい。
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