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映画「 DESTINY 鎌倉ものがたり」感想ネタバレ 最新のVFXが凄い。アバター並みの圧巻クオリティ!

映画「 DESTINY 鎌倉ものがたり」感想ネタバレ 最新のVFXが凄い。アバター並みの圧巻クオリティ!

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監督  :山崎貴
出演  :堺雅人高畑充希堤真一安藤サクラ田中泯中村玉緒
公開日 :2017/12/09
上映時間:129分

 


「DESTINY 鎌倉ものがたり」予告

はじめに

いつもご閲覧ありがとうございます。新年明けましておめでとうございます。今年もたくさんの方々に当ブログを楽しんでいただけますよう更新していきます!この鎌倉ものがたりは昼間の特番ZIPにて実際にキャストの堺さんとZIPファミリーが対談しながらつまみ映像と番宣を織り交ぜた特集を偶然部屋で1人で観ていて気が付けばレイトで当日映画館に駆け込んでいました。番宣で観た撮影裏話にて中国の美しい街を撮影舞台に設定されていたところに、ミニチュア、セットなどを掛け合わせCG・VFXなどにも強いこだわりが施されており視覚からでも、「まるでアバター」を思わせるクオリティ追及に強く動かされました。映画館で観たのは年末になりますが、更新が遅れてしまいました。。では、以下あらすじからどうぞ!!

 

※以下、ネタバレ含みます。

 

あらすじ

鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、年若い亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。しかし、この鎌倉という土地、何やらおかしい。そこここに人ならざる者がいるようなのだ。道を歩く正和と亜紀子の前を狢か河童か通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は、「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜っていろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのけるのだが・・・。一色先生は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力している。何しろ魔物や幽霊も事件に関係するものだから、鎌倉の事件解決は一筋縄ではいかない。心霊捜査にも精通する一色先生は名探偵でもあった。

 

 -----鎌倉が舞台ってだけでテンション上がります。さらには堺雅人でSF?いやいやギャグ系かな?という印象でしたが、CMで写された奥さんと別れのシーンでの熱演!期待!という初見スタート。

 

 

主な登場人物(キャスト)の紹介

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真ん中右:一色正和(堺雅人)真ん中左:亜紀子(高畑充希

主人公の正和は鎌倉在住の最近結婚したばかりの売れないミステリー作家。常に締め切り期限ギリギリまで筆を走らせる。趣味は鉄道オタク、熱帯魚の飼育、骨董品集めなど多才であるが電車で遊ぶ姿はまるで少年のような主人公である。結婚前、いつものように締め切り前に原稿を一色家まで取りに来たのは、写真右の妻、亜紀子。当時アルバイトにて原稿を正和の家まで取りに来たところ二人は出逢う。出逢った当初、亜紀子は一目惚れで結婚の運命の相手だと感じとる。性格は優しく年下の誰もが理想の新婚奥さんになる。

 

その他

堺雅人高畑充希堤真一安藤サクラ田中泯中村玉緒など

 

 -----ほぼ主演の夫婦2人がメインですねー。ただ、死神役の安藤サクラさん、ストーリー展開により魔物に転生してしまう堤真一さんも名演でした!ナイス影役感MAXです。では気になるストーリー展開へ

 

 

気になるストーリー展開

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新婚の二人は夫の家がある鎌倉での新婚生活がはじまります。そんな幸せな生活を送っていた二人に、ある日突然河童の魔物が現れ亜紀子は驚きを隠せない。

 

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この町には魔物が住んでいるという事実を隠したまま結婚してしまった正和は必死に当たり前のように魔物の存在を説明するが、愛しい夫のためか意外にも亜紀子は魔物との生活にも正和と一緒に居れるならとすんなりと受け入れ、写真の夜市ではマツタケを人間界よりも安く購入し喜んでいる様子。

 

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中には、もちろん悪さをする魔物も現れます。写真は魔物ではなく貧乏神です。(笑)
この町では神すらも存在すれば幽霊も存在し亡くなってしまった人間は死神に交渉し黄泉の国に行くかこの世に依存するかさえも選べます。貧乏神が憑りついてからひっきりなしに貧乏になります。そんな悪い部類の魔物が物語を急展開させます。

 

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家で編集長から仕事の急な連絡を受けた亜紀子は、急いで正和を居酒屋まで探しに行くことに・・・その途中、魔物の仕業で階段を下りているところ片足を救われ転んでしまいます。この時、実は夜市で購入したマツタケが、魂が抜けやすくなるマツタケにすり替えられており、それを食べていた亜紀子は簡単に魂を抜かれ幽霊になってしまいます。一方すれ違いで帰宅した正和は居酒屋で貰った幽霊が嫌がるお札を玄関に貼った後、妻の帰りを待ち亜紀子が帰って来たところ、家に入れない妻をみて察します。

事態は急変し、急いで妻の魂が抜けてしまった抜け殻(身体)を探しに夫婦は階段の付近まで戻るが身体が見つからず、一夜を霊体のまま過ごそうとするが別れを悟った亜紀子は、霊体の自分が依存している相手の正和の寿命を供給しこの世に依存しているところを死神と交渉して知り、正和のことを思い一人黄泉の国へ旅立ちます。

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何も知らない正和は隣に亜紀子がいないことに気付き、着替えもせず寝間着のまま妻の後を追いかけるが、亜紀子は先に逝ってしまうことに。その後消えた亜紀子の身体を探し求め、正和は自身の得意なミステリー作家として才能を最大限に活かし亜紀子の身体を発見する。

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身体を見つけた正和は妻を取り返す決意をし、一人マツタケを食し黄泉の国まで亜紀子を連れ戻しに行く・・・


 -----テンポの良い物語でしたー。中でも後半黄泉の国の創造が凄すぎました!アバターと同じ空に浮く島の表現であったり、旧江ノ電が走る異様な光景に、1階はセット2階より上はミニチュアでの合成させ光と影の配合バランスまで追及された監督のバーチャルリアリティへのこだわりにCMでも見てるので分かってはいましたが見惚れました。

 

まとめ感想

ポイントとしては、さすがALWAYSキャスト豪華俳優陣!からVFXをはじめに、迫力のある映像もですが、こだわりぬかれた表情まで再現されているCGの魔物にエンディングテーマの宇多田ヒカル「あなた」もかなり良かったです。全体的にはファンタスティックビーストの邦画版のようなクオリティに中国の美しい街並みとSF感の合わせ方は千と千尋の神隠しを思わされる完成度でした。起承転結もうるっと涙する要素もあれば小ネタの笑い要素まであります。久しぶりに邦画でブルーレイこれは欲しい!と思いました。

 

 

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